令和４年度から、千種保健センター、精神保健福祉相談員　高山様より依頼を受け、発達障害家族のつどいに、講師・運営協力者として参加させて頂いております。

この集いは毎月第三水曜日１０時から１２時に開催されています。名古屋市の区では千種保健センターでしか行っておりませんが、原則市内在住で発達障害の診断を受けた方のご家族であれば参加できます。

最初にお話を頂いた時には、役割を果たせるか心配で見学させて頂いたところ、通院先は精神科、飲んでいる薬も精神疾患の方と変わりなく、表出する症状も似ていたため、少しはお力になれるのではないかと考え今日に至りました。

今年度で２期目となりますが、奮闘されたエピソードを時には深刻に、時には笑いを交えて語られるお母さま方の力強さや前向きさに、僕の方が元気を頂いております。

この集いは、個人情報を開示する必要もなく、結論をだす場でもありません。看護師である僕の役割は医療的な見解が主となりますが、長く講師を務める加藤先生は「今を大切に、自分を大切に、プロの相談できる人を一人でいいので作りましょう。何とかなるよ、皆さんは発達障害を持つ家族のエリートなんだから」と毎回最大限のエールを送ります。その意味が少しずつわかってきました。発達障害を持つご家族様、悩まれたら参加されるといいかもしれません。